ぴよこの体験記

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推し映画館ができた【イオンシネマシアタス心斎橋】

最近映画館行ってますか?

映画料金もどんどん値上がりし、更にはサブスクの普及で映画が簡単に自宅で見れるようになりました。この間公開していた新作映画も気付けばサブスクのトップ画面に表示されている時代です。

あと超個人的な理由ですが、映画は好きなのに呑気症を患ってからは映画館の静かな空間が凄く苦手になってしまいまして…特に隣に人がいると身体が余計に緊張してしまって映画に集中できなくなることが多々ありました。

そんなこんなで本当に好きな作品、気になる作品が出てこない限り劇場に足を運ぶことがなく、行く時は人が少ない時間帯を選び映画館の端っこを陣取って一人で映画鑑賞に勤しんでいる私でしたが…。

遂にものっっすごく快適な映画館を発見しました…。

 

それがイオンシネマ シアタス心斎橋

あのスーパーで有名なイオンが経営しています。この劇場ができるまではイオンが映画館まで手を伸ばしていたなんて全く知りませんでしたが、行動範囲に新しい劇場としてできてくれました…!

行ったきっかけはその周辺で友達と遊ぶ予定があったから。丁度サービスデー(イオンシネマは月曜日に行くと1100円で観れる)だし、観たい映画があったから行ってみよう!という軽い気持ち。

 

イオンシネマシアタス心斎橋はショッピングモール「心斎橋パルコ」の中に入っていて、比較的小さめの映画館です。

コロナ禍の中でオープンした映画館で一般的な映画館と違うところが、一席一席にパーテーションが設置されていて座席に腰掛けると隣の人の顔が全く見えないんですよ…。座席間隔も広めにとられているので、一度座ってしまうと隣の人の足しか見えないくらいパーソナルスペースが確保されているんです。

映画を見る時はもちろん下なんて見ないので、映画が始まるとあっという間に人の存在を感じなくなります。私のような緊張しいの呑気症持ちでも映画への没入度と安心感が段違いでした。

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(左端に見える木目がパーテーション)

通路の間隔も広いので写真の通り、足を伸ばしても組んでも前の座席にはまあ当たらないし、荷物掛けや傘置きもあります。ひじ掛けも両方使えるので、隣を気にして片方に寄ることもありません。2~3時間座りっぱなしってしんどい時もあるけど、ここの座席は本当に快適でした。

座席の場所はいつものように通路側の端の席を取りましたが、劇場自体がそこまで広くないので視界いっぱいに画面が広がって見やすい。劇場全体の傾斜も緩やかなので前の人の座席から出る頭が気になりません。

 

いざ鑑賞。

周囲が全く気にならないので劇場の音と映像に五感が引き込まれて、この空間に私とスクリーンしかないような気分になりました。一度のめり込んでしまえば、音や映像美に身をゆだねるしかない。これは家で映画を見る感覚とは全然違うぞ。エンドロールが流れると、ハッと現実へと戻ってくるような感覚がして、初めて抜け殻の状態がわかったかもしれない。

いやー…映画館で鑑賞した後にこんなにすっきりと清々しい気持ちになったのっていつぶりだろう…。

鑑賞後はどこかメンタルが摩耗していたり、身体がかちこちになったり、どこかで頭が他のことを考えていて集中できなかった。

それが全くない。

 

こんな気持ちを思い出させてくれてありがとうイオンシネマ

もう私可能な限りここでしか映画観ないぞ!というかこんな体験してしまっては他で観れないぞ!

ということで、ついに推し映画館ができてしまった。

このシアタス心斎橋一番前の席がコンフォートシートというほぼ寝ながら観れるシートや追加料金+1000円でハイグレートシート、一席4000円のグランシアターなどなど、気になるところが満載。まだ見ぬ未知の映画体験ができそうです。

 

 

ちなみに観てきたのは今超話題の「RRR」です。

「毎分名場面」と「予告で見た松明を持った主人公?と猛獣が一斉に飛び出てくるシーンがある」という情報だけ仕入れていて、いや、どういう状況?毎分名シーンなんてそんなことある?と思ってたいたけど、ずっと漫画の名シーンのような物語が続く続く…めっっちゃ面白かった。現実ではありえない突飛なシーンもあるし、いやそうはならんだろー!とツッコミたくなりますが、怒涛の勢いと熱い展開とパワーで黙らせていく。そして唐突に始まるインド映画特有の楽しく激しいダンスシーン。どんどんつっこむ余裕がなくなり脳が破壊されます。(いい意味で)

こういうのがいいんです。はちゃめちゃに見えるけど、妙に説得力があってかっこよくて細けえことはいいんだよ!ってパワーに溢れた作品大好き。鬱屈した今の世の中に必要な作品だと思うんです。この作品が海を渡って劇場で観れてよかったです。

暴力シーンがキツかったっていう感想もあるようです。私も思ったよりハードだなと感じましたが、最後まで観れました。拷問とか血しぶき、断面とか悲鳴とか精神にくる暴力シーンは苦手なんですが、RRRはそういう描写は控えめな気がします。比較的バッタバッタ敵をなぎ倒していくシーンが多かったので、少年漫画っぽいなと思いました。(ただ実写な分、身体の表現や音はリアルなので、苦手な人はキツイと思う)

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入場時には特典のポストカードも貰いました。観る前はなんとも思ってなかったのに、観たあとはポストカードを家に飾りたくなるくらいキラキラして見える。かっこいい。

まだ観たことない人はぜひ今のうちに映画館に行って脳を破壊される感覚を味わいましょう。

私は今度同じ監督の「バーフバリ」観ようと思います。インド映画っていいね。

 


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