実家（戸建て）の「ガス給湯器」を交換することになりました。
特に故障したわけではないんですが、10年以上同じものを使い続けているので、いつ不具合が出てもおかしくない状態。急に止まっても困るし、もしガス漏れなんかがあって取返しのつかないことになったら怖いな…ということで交換することになりました。
ガス給湯器は家の規模や設置場所によって必要な部品や価格も変わってくるので、実家も１例でしかありませんが、こんなことがあったよという備忘録として残しておきたいと思います。
【目次】
見積り…○○万円！？
実家に帰った日にガス給湯器の交換の話を聞き、偶然にもその日に営業の方が見積書を持ってきてくれることになっていたので、一緒に立ち会うことにしました。母1人で話を進めなければいけないのが少し心配だったし、こういう経験はしといて損はないはず！
営業さんに挨拶し、早速気になる見積書をもらってびっくり。
なんと、ガス給湯器本体のお値段や工事費全部込みで、55万円…。
びびりません…？この時の私は給湯器を入れ替えるとどれくらいのお値段になるのか相場がわかりませんでしたが、思わず「たっ（高）」と零して慌てて口を閉じるくらいには高い。いくら物価高の世でもそんなにするの…？
恐らく前回訪問時に説明してもらった事柄を簡単に話してもらい、金額の内訳を聞くも「はあ…ほお…そうですか…。高いですね…。」と隣で頷くしかできず、知識不足と頭の回転の遅さ故に上手いこと聞けなかったもやもやを抱えながら帰宅することになりました。こういう話は旦那のが得意なので話したところ、そりゃ高くない？そんなにするん？と同じ反応でした。
他社と比較してみた
このままでは洒落にならない大金が動きそうなので、私ら夫婦も首を突っ込んで別の会社にも見積を頼んでみることにしました。
他２社に見積を頼んだところ、更に驚愕の結果が返ってきました。
A社 55万円(最初の会社)
B社 29万円
C社 13万円
( ﾟдﾟ) ・・・ (つд⊂)ｺﾞｼｺﾞｼ (；ﾟдﾟ) ・・
29万円でも半分くらい安くなったと思っていたのに、1、13万！？でいけるの！？
工事自体は全く同じ内容なのにえらい差が出ましたよ。
しかも最初のA社に至っては、うちには必要ない機能をつけた高めの商品で案内されていたことが発覚したのです…。
家庭用給湯器の機能
家庭用給湯器の機能は大きく３つに分けられています。
- 給湯のみ
- 給湯＋追い焚き
- 給湯＋追い焚き＋暖房（床暖房やカワック（浴室暖房乾燥機））
大体言葉のままイメージができますが、３つ目の「暖房」は床暖房やカワックを取り入れている家庭に必要な機能です。ないなら要らない機能。
A社に見積をお願いした時に、「実家には床暖房やカワックがついていない。これからも導入することはないと伝えていた」にも関わらず、相談なしにこの暖房付きのガス給湯機で見積を出されていました…。
機能がある分高くなるけど、私たちからするとほぼメリットがない。（後から床暖房を導入できるメリットはあるが、新築ならいざ知らず既に20年以上住んでいるから要らない）
C社に見積を頼んだ時に事が発覚して、初めて給湯器にそういう違いがあることを説明してもらいました。ちなみにB社にも床暖房の有無を聞かれた時も、じゃあ暖房なしで見積出しますね～とさくっと提示してくれたので、A社の営業さんがアレだったみたいです。
無知だった私たちも悪いんですけど、そういう対応をされると騙されていたみたいで一気に信用がなくなりますよね…。
他社比較大事、自分で調べたり周囲に相談するって大事ね。
結果
結局工事を頼んだ会社はC社でした。
安さも勿論でしたが、C社は説明もしっかりしてくれた上に工事も最速の日程を提示してくれて、10年の保証期間もあったので、高いお金を払ってまで他社に頼む理由が見つからなかった。（安い理由も、ガス給湯器専門会社だから工事が社内で完結でき仲介がいらない為費用が抑えられるそうです。）
あと、ガス給湯器は地域によって補助金が出る場合もあるので、一度調べてみるのがおすすめです！
あっという間に工事日がやってきて、工事は３時間ほどで終了しました。ピカピカの新しい給湯器とリモコンにかわり、特に問題もなく使用できているようです。今のお風呂って保温機能もあるんだね…凄い…。（追い焚き機能もなく蛇口を捻るタイプの我が家のお風呂を見ながら）
今回は運良くいい会社に出会えたからよかったものの、気づかず契約していた可能性があることを考えると恐ろしいです…約40万浮いてるわけだから本当に馬鹿にならない。
実家はそろそろガタが出てきそうな築年数なので、これからもこういうことが起こると思われます。積極的に首を突っ込んでいこう。
それではまた！
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