ネティポットを使って鼻うがいデビューをしました。
コロナに感染してから痰や息苦しさなどの喉の症状が治まらず通院を続けています。次第に鼻づまりまで出てきて息苦しさが悪化しました。
鼻うがいにはなんとなく"痛い""怖い"イメージがあり避けていたのですが、もうそんなことも言ってられん!と藁にもすがる思いでやってみることにしました。
最初の1回目は中々勇気がいりましたが、一度やってみると…
痛かったです(笑)溺れるような感覚に怖くて目が開けられませんでした…。
回数を重ねると慣れてくるんですが、毎回プールの授業で鼻に水が入った時のことを思い出して、ツンとした痛みと共に懐かしさを感じます…。
そんな私でも「1日1回鼻うがい」を習慣化することができ、コロナ感染後から続く痰や鼻づまりをかなり改善することができました。同じ悩みを持つ方の参考になればと思います。
【目次】
ネティポットを選んだ理由
私が使っているのは、市販で販売されている鼻うがい洗浄液と容器のセットではなく、家で洗浄液を自作しネティポットで鼻うがいをしています。
ネティポットを使用した理由は…
- 洗浄液セットを買っても鼻うがいを続けられる自信がなかったから
- 自分に鼻うがいの効果があるか判断できなかったから
- 母がネティポットを愛用していて、洗浄液を自作する鼻うがい上級者だったから
最大の理由は母です。
喉も治らんし、息苦しいし鼻づまりまでしてきたーーと悩む私をみかねて鼻うがいを勧めてくれました。
母に始めたきっかけを聞いてみると、ヨガの先生に教えてもらったそうです。花粉症に悩んでいた母もかなり改善され、鼻づまりがなくなったそうな。
ネティポットを使用しての鼻うがいは「ヨガの健康法の一つ」で、身体に優しく無理なくできるとお墨付きでした。
鼻うがいのコロナ後遺症への効果
母に勧められ私も怯えながらやってみたところ…
めちゃくちゃ鼻がすっきりする!!
どちらか片方の鼻がいつも詰まっていたんですが、鼻うがいを続けることによって両方の穴が開通!息が吸える!(感動)
回数を重ねるごとに洗浄液も出やすくなり、鼻がすっと通ってきた感覚があります。(ここまでくるのに2週間くらいは続けました)
毎朝、うえぇと言いながら切れない痰を嘔気とともに吐き出していたんですが、その症状もかなり改善されました。
2~3日しないとまた鼻が詰まってきて不快感があり、息苦しさも増したので、自分用のネティポットを買うことにしました。
今はできるだけ1日1回鼻うがいをやるようにしています。時間帯は朝だったり夜だったり…顔に洗浄液がだらだらだら…とつたっていくことがあるので、朝は洗顔前、夜はお風呂に入る前にやっています。(ごはんを食べる時にお湯を沸かしておくと、食べて片付けを終えた頃には良い感じに冷めてるのでそのあと鼻うがいをしています。)
※鼻うがいをやってすぐに寝転んでしまうと、耳に水が入ってしまうことがあるので、寝る直前はおすすめしません。
実際に買ったネティポットがこちら!
ネティポット(樹脂製)
樹脂製のネティポットです。
熱湯をいれても大丈夫なセラミック製のネティポットもあるのですが、私は軽さと洗いやすいなどの扱いやすさを優先し、樹脂製にしました。
とにかく軽い!
洗浄中はネティポットを手で持っておく必要があるので、特に初心者は軽い物の方がやりやすいと思います。
使用後も洗いやすいし、割れる心配もないので洗い終わったあとはフックにかけて吊り下げ乾燥させています。衛生的に使えて便利。
先端が細いデザイン
先が細いので鼻の穴に入れやすく洗浄液を注ぎやすいです。ものによっては入れづらい場合もあるようです。(実際母使用のやつは先端が太くて入れづらかった)
樹脂製orセラミック製?
樹脂製は熱湯に対応していないので、沸騰させたお湯がある程度冷めるまで、マグカップや計量カップにお湯をいれておく必要があります。そのため洗い物が増えます。
セラミック製であれば、熱湯をそのままいれて冷めるまで待つことができるし、冷めすぎてしまった場合は電子レンジで温めることもできます。熱湯消毒などもできますね。
私は熱湯や塩をいれる時に耐熱性の計量カップで測って冷めるまで放置してからネティポットにいれています。洗い物はでますがそこまで苦ではなかったし、口が広い計量カップの方が早く冷める気がするので、樹脂製のネティポットで満足しています。この辺りは個人の好みになるかなと思います。
▼樹脂製はこちら
▼セラミック製はこちら
自作鼻うがい方法!
ここからは私が実際にやっている鼻うがいの方法です。
私も専門家というわけではないので、あくまでも自己責任という形になりますが、参考になれば幸いです。
洗浄液準備
- 沸騰させたお湯を200ml用意します
- 人肌の温度(37~40度)になるまで冷まします(触って少し温かいなぁと感じるくらい)
- 塩を小さじの半分いれてよく溶かします
※水道水は必ず沸騰させて殺菌した状態で使用してください。
いざ実践!
- 人肌まで冷めたら、容器に移し替えます
- 左の鼻の穴から始めます。容器を鼻にセットしたら、洗浄液を出しやすいように前かがみになり、顔を傾けゆっくりと注いでいきます。
- この時口は軽く開けて「アーーーー」と声を出します(喉に水がいかなくなります)
- 半分終了したら容器を離し、片方ずつ弱く鼻をかみます(強くしてしまうと水が耳に入ってしまうことがあるので、ゆっくり弱くやりましょう!)
- 逆の穴からも同じように注ぎ、同じように鼻をかんで終了
中耳炎にならないために…
- 必ず前かがみの姿勢で行う。できる限り上は向かない
- 洗浄中に唾液や洗浄液を飲み込みたくなっても我慢して口から出す(耳に水が入ってしまうので)
- 鼻うがい直後は寝転ばない
- 鼻をかむ時はゆっくり、弱くを意識してかむ
鼻うがいをすると気になってくるのが、耳への影響「中耳炎」じゃないかなと思います。上記の行動を気をつけないと耳に水が入ってしまい、中耳炎になってしまう恐れがあります。
私も慣れないうちは耳が痛かったり、詰まった感じになることが度々ありました。そんな時は無理せず鼻うがいを休むようにしています。
こればっかりは慣れだと思いますが、とにかく洗浄中は「水が出ていくのを待つ」…焦らず自然の流れに逆らわないようにすることを心掛けています。
私は自作鼻うがいを続けていきますが、自作するのが手間だと感じる方は市販品を購入すると即始められますし、安心安全かと思います。
正しい鼻うがいで鼻をすっきりさせましょう!
これを読んでくれたあなたの悩みが解決しますように。
それではまた!