ぴよこの体験記

美容にファッションに家電、少しでもお得にいいもので生活したいアラサー主婦の口コミブログ。

義実家とのお付き合い。音大卒業公演へ行く。

正月以来月一くらいの間隔でお義母さんには会っていたんですが、先週の土日は久々の義実家イベントでした。未だにお義母さんにLINEする時にお母さんって打つのちょっと迷います。

旦那には従姉妹がいてピアノ専攻で音大に通っているらしい。この3月で卒業らしく、記念の卒業公演にお呼ばれして家族総出でそのコンサートに行ってきました。

義実家から見ると可愛い孫、姪の晴れ舞台で大盛り上がりしているんですが、私からすると、正月に1度会ったくらいの関係性なので舞台上から従姉妹ちゃんを見つけられるのかしら…というレベル。正直にいうと私絶対数合わせやんっていう感じだったので乗り気ではありませんでした。しかし、私に断る度胸があるはずもなく、コンサート後の夕食(レストラン)まで押さえられてしまったので、覚悟を決めて行ってきました。(直前までお腹痛くなろうかななんて考えていた)

 

クラシックコンサートならそれなりにきちっとした格好をしなければ…手持ちの中で綺麗めだけど目立たない無難なダークブラウンのワンピースを選び茶系女子に扮して向かいました。旦那曰く魔法省勤め人ファッション。(ホグワーツレガシーのやりすぎ)

 

会場に行って驚きました音大の卒業公演って、めっちゃ良いところでやるものなんですね…。私の学校関係イベントのイメージというと市民ホール的な場所で止まっていたので、本格的なクラシック専門の外部会場にビビり散らかしました。観客の服装もバチバチにきまっていて、老舗感溢れる豪華なシャンデリアにきちっとされたスタッフさん。ディズニーでしか見たことがないパイプオルガンの西洋の歴史を感じる造形美、重厚さ、品、煌びやかさに圧倒されます。ホールの音響も素人が聴いて一発でわかってしまうほどめっちゃ良かった…。

 

入場時に公演のプログラムを貰って、上演までの暇つぶしに出演者のプロフィール欄を見てみると何々賞受賞、○○コンクール1位…など出演者の輝かしい功績が記されています。そこで感じる既視感。なんかこの感じ見覚えがある…。勿論私は音大出身でもなければ賞を受賞したこともないのだが。

ちょっと待って。この世界ってのだめカンタービレの世界…!?そうか、そうだ!!

クラシックに関しては音楽の授業くらいの知識しかなかったけど、のだめカンタービレは漫画とドラマと映画を全部通過するくらいには好きだった!(ちなみに若き日の私は玉木宏と結婚したかった)はー、こんな感じで音大生時代ののだめや千秋や清良が出てきて演奏していたんだなぁ…。えっなにこれエモ…プロを目指す人がいるのかわからないけど、これまでの練習やコンクールを経ての集大成がこの舞台ってことか!青春やんけ…おばちゃん泣いちゃう…。こういう会場に凄腕の先生が観にきたりいなかったりするのかな…オッケー!解った!理解した!

そう思うと一気に自分が置かれている状況の解像度が上がり、楽しくなってくる古のオタクっぷりとこうでもなきゃ楽しめない現実適性のなさにも泣けてくる。

 

時々のだめの世界へと思いを馳せながら、従姉妹ちゃんの演奏はしっかり見て聴いてきました。会った時は華奢で可愛らしい女の子だったけど、どっからそんなパワーが出てきて迫力のある演奏ができるんや…。なんなら今日一盛り上がったの従姉妹ちゃんと相方ちゃんの二重奏ちゃうんか?と早速身内贔屓な感想を持って帰ってきました。従姉妹ちゃんは大学院に進むそうなので、また演奏を聴く機会があるかもしれません。

 

終演後はおばあちゃんの奢りで夕食を食べて解散しました。次はたけのこ掘りかなぁ、家の敷地でバーベキューかなぁ、ライブが当たったら連番だぁと着々と4月、5月の予定を埋められつつあります。実の父親より確実に会ってるぞ。

私が結婚する前に想定していた義実家とのお付き合いとはかけ離れていて、別世界の住人すぎて毎度心をかき乱されますが…がんばるぞ。

 

それではまた!

 

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