ぴよこの体験記

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コロナウイルスに感染した話【症状と私なりの対策】

こんにちは、ぴよこです。

 

コロナに感染してから丸々3週間が経ちました。

体調は波がありますが喉がきゅっと狭くなって咳が出る症状が続いているのと、体力低下、体温は正常なのに頭に熱がこもりやすく熱中症になりやすくなっているようです。外出時は対策としてポカリと経口補水液、身体を冷やす保冷剤や冷えピタが手放せない生活をしています。

 

世間では1週間を過ぎたら復帰できるという風潮ですが、私の場合は座っている事さえしんどく、中々ベッドから起き上がることができませんでした。気を抜くと脱水症状のような気持ち悪さと気管支拡張剤がないと呼吸困難で酸素が吸えなくなる…など誇張なく命の危機を身近に感じていました…。恐るべしコロナ。

体重はこの療養期間で4㎏ほど減ってお腹は異様にすくけど、一度に食べられる量は減り、体力は家事を一つこなす度にゼーゼーと息を切らしてしまうほどに低下しました。

両親も感染したけど1週間後には仕事復帰していたので、正直自分がここまで引きずることになるとは思っていませんでした。

 

身近にはなりましたが、まだまだ未知のウイルス。

感染している間は不安で、スマホが触れそうなら「コロナ 症状」で検索をして、たくさんの方の体験談を読んでは自分を安心させようとしていました。人間一人じゃないと思うと不思議と安心するものです。

なので、私の今回の体験も一つのパターンとして記録しておこうと思います。

 

【目次】

 

 

症状(1~4日目)

発熱は最高で38.6度。

既に旦那がコロナに感染しており、発熱があった日にはああ…感染したかと思いました。その日は近くの病院が休みだったので家にあったカロナールを服用し凌ぎました。

次の日に病院で検査をしてもらい陽性と診断されました。

 

初日~4日目までは熱が上がったり下がったりを繰り返しました。最高で38.6度〜37.2度あたりをいったりきたり。

不思議なことに熱が下がってる間は喉の痛みが強かったです。菌に熱→喉(咳)→熱→喉と順番に身体を攻撃されているような印象を持つ症状でした。

 

夜は息苦しさと咳で眠れない。

私はこれが一番キツく精神的にも削られる症状でした…。

発症してから2日目〜4日目くらいまでは横になると呼吸が上手くできず、咳と息苦しさで身体が飛び起きます。

病院から処方された気管支拡張剤シートを貼っていても「今、息吸えてなかった」と感じることが度々ありました。「家庭内感染を防ぐためにマスクをしながら寝る」と云われていますがそれもできないほど呼吸が苦しかったです。

一番楽な体勢は上体を起こすか、うつぶせが楽でした。

 

一度だけ急に気分が悪くなり、いくら息を吸っても吸えない。咳が止まらない時があり、ようやく治まった頃には唇も紫色になり身体中から血の気が引いていました。

これが続いていたらどうなっていたか…と恐怖を感じずにはいられませんでした。

昔から喉が枯れやすかったり喉から風邪を引きやすい体質ではあるんですが、明確な疾患があるわけでない自分でもこういう症状が出ていたので、本当に恐ろしい病気だと思います。

こういった感じで発熱が少しマシになったと思えば次の症状(咳)がやってきたり、呼吸が出来ず命の危機を感じる経験をすると精神的にもどんどん余裕がなくなってきます。この期間はまともに寝れずいつまで経ってもよくならないストレスで深夜にゴミを捨てまくったりしました。(怖い)

 

症状(5日目以降)

5日目以降、熱は平熱まで下がりましたが代わりに味覚嗅覚がなくなり、水下痢をし始めました。

嗅覚は鼻にずっと変な匂いのフィルターがかかっているような感覚。アロマオイルを直で嗅いでも全く感じなくなり、納豆が無味無臭でした。

ここが鬼門で味覚がなくなると食欲もなくなり、食べるとそのまま出てくる水下痢もしてしまったので余計に食べ物を食べなくなってしまいました。(余り言われていませんが今のコロナは下痢の症状もあるそうです)

その結果、脱水症状に陥りこれまでのダメージが積み重なったのもあって熱が出ていた時より体がぐったりしてしまいます。3日間は経口補水液がないとすぐに体調が悪くなり、まともに動けませんでした。

 

病院、たらい回しにされる。

件の脱水症状で自力で立っているのが難しくなるほど気分が悪くなってしまいました。

さすがに点滴を打ってもらった方がいいと思い、コロナの相談センターに電話をしました。そこで対応してくれそうな病院を6つ紹介してもらい、自分の症状と点滴を打ってほしい旨を電話で伝えましたが全て断られました。

自力で耐えるか、最悪の時は救急車を呼ぶしか方法がない。

更に救急車を呼んでも病院をたらい回しにされるんじゃないかという考えもよぎります。

余りにも断られるので頭が冷静になり、次第に体調も落ち着いていきましたが、その日の夜は自分がどうなってしまうのかただただ怖かったです。枕元にポカリを置いて水分補給するしかありませんでした。

もしもの時は早めに救急車を呼ぶ決断をすることが大事だと感じました。

 

何とか耐えて次の日、私はフラフラになりながらかかりつけの病院(抗原検査をしてもらった病院)に行きました。

しかしそこでも本来なら点滴をしてあげたいけど排菌期間(発症から10日間まで)だから院内で点滴はできないと断られます。その代わりに薬局で経口補水液を買い飲むこと、体力回復に漢方と咳止めが処方されました。(現在も服用中)

…いや、この状態で薬局まで経口補水液を買いに行けと!?

喉まで出かかりましたが、幸いにもこの頃には同時感染した旦那が復活していたので仕事帰りに買ってきてもらいました。もし1人だったらどうしていたんだろうと今でも思います…。

 

動けるまでに10日~14日は必要だった

水下痢は家にあったビオフェルミンをきっちり飲んだおかげか1~2日でおさまりました。味覚嗅覚も症状が出てから徐々に戻り、2週間ほどで通常通りだと感じる程に治りました。

脱水症状も経口補水液のおかげで回復しますが、そこから週1のペースで酷暑による軽い熱中症を繰り返すことになります。恐らく体力低下、身体に熱がこもりやすくなっている、睡眠時間の減少等が原因だと思いますが、たった2時間の外出で熱中症になるとか…まともに生活ができませんよ…。

今は家でちょこちょこお仕事をしたり家事をするくらいなので、多少寝込んでもなんとかやっていけていますが外に出る仕事を続けていたら状況によってはクビになっていそうな体調です。

当然夏に予定していた旅行や遊び、義実家への帰省なども全てが飛びました。私夏が一番好きで元気でいられる季節のはずだったので、本当辛いですね。本当。

 

 

感染時にあってよかったもの

ここから先は感染した時にあってよかったものを記載しておきます。誰かのお役に立てたら幸いです。

熱さまシート

大人2人が感染すると熱さまシートは1箱余裕でなくなります。使いさしでは乗り切れない可能性があるので、買い足しておいた方が無難だと思います。

私は発熱が治ってからも熱中症対策として外出時には首に貼って身体の温度を下げて出るようにしています。これが本当に効く。大活躍。

 

のどスプレー

薬局で売っている市販のものでOK。一時的だけど咳の痛みや咳が収まる神道具。咳で寝れない時に症状を和らげてくれます。

 

ビオフェルミン

もし下痢の症状があるならビオフェルミン。3食食後に服用した結果、1~2日で水下痢が軟便に改善されました。コロナの相談センターに電話をした時も服用を勧められました。

これのおかげでお腹の被害を最小限に抑えられた気がする。また下痢を繰り返して脱水症状になるのが怖くて現在も飲み続けています。

 

食べ物編

のどあめ(龍角散マヌカハニー

食欲がない時でも食べられる。特に龍角散を舐めてる間はのどの痛みと咳が治まるのでその間気絶するように眠れます。ただ眠りながら食べると喉に詰まる可能性があるのでタイミングには気を付けてね。(一瞬詰まった人)

 

スープデリ

発熱や水下痢で体力も気力もそがれた時でもなんとか食べられた。洋食風の味付けが多いので、うどんやおかゆで飽きた胃が歓喜します。

 

フルーツグラノーラ(神)

手軽に栄養補給ができて美味しい。牛乳や豆乳でふやかして食べるとのどが痛くても食べやすかったです。日持ちもするので朝ごはんはずっとこれを食べ続けています。

 

経口補水液

高熱や、のどの痛み、下痢で本気で何も食べられなくなった時はこれしかない。熱中症対策にも家に置いといて損はありません。

私は今回のことで熱中症になってからじゃ遅いということを学んだので家に常備するようにしました。

 

定番:ポカリ、ウイダーインゼリー、冷凍食品

もうコロナになった瞬間にポカリは箱で買っとくべき。休養期間で2リットル6本は余裕でなくなります。

その他、冷凍うどん、冷凍パスタ、レトルトカレー、レトルトおかゆ、冷凍グラタンなどの電子レンジでチンして食べられるもの。果物ゼリー、ヨーグルト、ウイダーインゼリーはいくらあってもよかったです。

 

 

以上、私のコロナ体験記でした。

本当にこんなにしんどいとは思わなかったというのが本音です。

特に今は5類に移行したので、検査費用もかかりますし救援物資もありません。

コロナは風邪という認識が広まってどうしても危機感が薄れている時期ですが、疾患がない30代でも何度も救急車を呼ぼうか迷いましたし、症状は3週間経った今でもしつこく残っています。今でも通院は続けていますし、完全に元通りとはいきません。

 

軽い症状の方もいればこんな人間もいるので、罹らないに越したことはないです。決してコロナを甘く見ず体調が悪い時は休む、手洗いうがい、消毒など出来る範囲での感染症対策を続けていきましょう…!

 

それではまた!

 


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